gaggitのブログ

コーディング、ガジェット、TIPS関連、FX

libxml2とXML::LibXMLのインストール

PerlのNet::Google::DataAPI::Auth::Auth2モジュールのインストールの前提条件として、XML::LibXMLモジュールが前提となってます。さらに、このモジュールの前提条件として、libxml2とXML::NamespaceSupport、XML::SAXモジュールのインストールが前提となっています。64bitで開発環境を整えているので、ここでは、libxml2の64bit版のインストールを紹介します。

XML::NamespaceSupport、XML::SAXモジュールのインストール

1.XML::NamespaceSupportとXML::SAXをインストールします。

cpanm XML::NamespaceSupport

cpanm XML::SAX

 

詳細は忘れてしまいましたが、--forceオプションで成功した気がします。

libxml2のインストール

1.下記の本家のサイトをクリックし、左側のRelated linksから「WIndows binaries」をクリックします。

http://www.xmlsoft.org/downloads.html

 

2.「Getting the Binaries」の章の1行目にある「download area」をクリックし、ftpサイトの「64bit」をクリックします。

 

3.拡張子が7zであるlivconv,libtool,libxml2,libxslt,mingwrt,openssl,xmlsec,zlibをダウンロードし、ファイルを解凍します。

 

4.64bit shared zipのファイルをダウンロードし、拡張子が7zであるlivconv,libtool,libxml2,libxslt,mingwrt,openssl,xmlsec,zlibを解凍します。

 (解凍には7-Zipを使用)

 

5.解凍して作成されたフォルダであるbin,include,lib,shareをD:\usrにコピーします。

 

6.D:\usr\include\libxml2\libxml配下にあるヘッダファイルを一段上のlibxml2フォルダにコピーします。

 

7.gettext-toolsの64bitのshared版をダウンロードします。

 下記のURLから「Downloading gettext」の最下行にある「precompiled binaries for Windows」をクリックします。

https://www.gnu.org/software/gettext/

 

8.解凍して作成されたbin,lib,shareをD:\usrフォルダにコピーします。

 

9.システム変数のPATHにD:\usr\binを追加します。

 

 

XML::LibXML2のインストール

1.下記のリンクをクリックし、XML-LibXMLのモジュールをダウンロードします。

http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/S/SH/SHLOMIF/XML-LibXML-2.0129.tar.gz

2.ダウンロードしたファイルを解凍します。

3.コマンドプロンプトを開き、解凍したフォルダに移動します。

4.以下を実行します。

perl Makefile.PL INC="-ID:\usr\include\libxml2 -ID:\usr\include" LIBS="-LD:\usr\lib" DEBUG=1 2>D:\temp\make.log

DEBUG以降の行は記述しなくても大丈夫ですが、デバッグがやりやすくなります。

5.dmakeを実行します。(1回目、エラーが出力されて終了)

6.D:/usr/lib配下のlibxml2.aを_libxml2.aにリネームします。

7.項番4.を再度、実行します。

8.dmakeを実行します。

9.dmake testを実行します。

 All tests successful.

Result: PASSと表示されます。

 

10.dmake installを実行します。

11.perldoc XML::LibXMLを実行し、インストールが成功しているか、確認します。

 

 

参照サイト:

www.opswat.com

http://www.xmlsoft.org/downloads.html