Windows版OpenSSLインストール手順
OpenSSLのバージョン1.0.2tのインストール手順です。なお、バージョン1.1.1dでは、MinGWを推奨しており、Visual StudioのBuildToolではmakeには成功しますが、全部のテストには成功しません。そのあたりの話は、NOTES.WINに書かれています。
前提条件
OSはWindows10(1909)の`64bit版、ビルドには、Microsoft Visual Studio`2019のBuildToolを使用。なお、Perlのバージョンは5.28.1です。
1.OpenSSLのダウンロード
以下の「Downloads」からOpenSSL-1.0.2t.tar.gzをダウンロードし、解凍する。
2.環境設定
OS64bitで、64bitモードでのビルド環境を設定します。
「スタート」「メニュー」「Visual Studio 2019」「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2019」をクリックします。
3.ビルド
解凍したディレクトリに移動し、INSTALL.W64の「To buiild for Win64/x64:」に従って、以下を実行します。
perl Configre VC-WIN64A --prefix=(OpenSSLをインストールするディレクトリ)
ms\do_win64a
nmake -f ms\ntdll.mak
cd out32.dll
../ms/test
参照リンク